JRA CM MAD なかなか評価されない馬がいる
JRAのCM「なかなか勝てない馬がいる」のオルフェーヴル版。
デビュー戦勝利も騎手振り落とし→4連敗→三冠含む重賞5連勝→3歳四冠
血統を含め、この馬には日本競馬の培ったロマンが凝縮されていると思います。
どこまで夢を見せ続けてくれるのか、期待に胸が広がります。
そして五冠達成&春秋グランプリ兄弟制覇。遂に辿り着いたロンシャンへの道、凱旋門賞挑戦。
池添→スミヨンへの鞍上交代についてはファンそれぞれ様々な思いがあるとは思いますが、
まずはこの黄金血統の行く末を固唾を飲んで見守ってもらいたいと思います。
惜しすぎ、悔しすぎの凱旋門賞2着。
しかし欧州に「オルフェーヴルここにあり」と示してくれました。
産駒に夢を託すもよし、自力で雪辱を果たすもよし、
まだまだ黄金旅程は続くものと思われます。
そして一年の月日を経て、雪辱のためにオルフェーヴルが
ロンシャンは栄光の舞台へ再臨します。
古馬の斤量、3歳圧倒的有利、非欧州調教馬の無冠など様々な壁がありますが、
日本競馬の抱き続けた悲願を叶えてほしいものです。
悔いの残る2着ととるか、二年連続の2着と誇るか、
オルフェーヴルと関係者の挑戦はこれで完結。
残る最後の一戦、有馬記念での勇躍を期待しています。
勇躍、飛躍、これ以上ない完勝で自らの競走馬生活にピリオドを打ったオルフェーヴル。
クラシック三冠、グランプリ3勝のGⅠ6勝、凱旋門賞2着2回という堂々たる成績。
史上最も波乱に富んだ三冠馬のこれ以上ないパフォーマンスは、
これからの種牡馬生活を大きく期待させるものでした。
父ステイゴールド、兄ドリームジャーニーともども、
これ以上の強さを世界に披露するような産駒を輩出できることを祈ります。