IR整備計画 政府の認可撤回、大阪府・市の計画撤回を求める 2023.4.14
#田村智子 政策委員長・副委員長会見
大阪IR整備計画 政府の認可撤回、大阪府・市の計画撤回を求める
IRに年間2000万人入場見込み、カジノには年間1000万人を見込んでいる過大な計画。一体どれだけギャンブル依存症を増やそうというのか。改めてカジノをつくらない、と求めていく。政府の認可にあたって岸田首相会見で、観光、カジノで人を呼び込むんだと発言している。ギャンブルはヒトの不幸でなりたつもの。利益を上げるために大負けする人をどれだけ増やすか、というものだ。これのどこが日本の魅力になるのか、厳しく批判したい。様々な規制をかけるというが、運営会社のMGMリゾーツしか手が上がらなかった。ベトナムでは撤退した企業だ。整備計画に「解除」権の条項が入れてある。競争に勝てなかったら撤退できるもの。解除権が入った計画に規制を厳しくできるのか、と問われる。さらに需要見込みが過大すぎる。日本の経済によいというがズサンな見込み。大阪IR夢の島は土壌汚染、液状化の問題がある。この土壌浄化に巨額の対策費がかかる。不当に安く業者に売ったのではないか、という疑惑もある。問題だらけでこれでなぜ認可ができるのか。カジノ反対は世論で多数。改めて撤回を求める。
記者団の質問に答えて
IR認可が大阪ダブル選挙直後になったことについて
選挙中はカジノに触れず静かにしていて、終わった直後に認可とは問題ある。出口調査ではジノ反対が多数だった。本来、選挙の大争点になるはずだった。
IRで大阪の経済活性化するという意見があるが
IRに年間2000万人入場見込みとは、毎月G7並みの国際会議や大動員するコンサートが常にある状態。過大な見込みだ。大阪の街を歩くと、食文化、ものづくりの街だ。ここを活性化させる、賃上げもやる、そうして安定的経済になる。イベント頼み、外人の懐だのみ、観光頼みだけでは経済の活性化にならないのは明らかではないか。
#カジノ反対 #IR整備認可