加山雄三のブラックジャック 第01話
「かりそめの愛を」 初のテレビドラマ化作品。正式題は『加山雄三のブラック・ジャック』。制作は松竹株式会社。内容は原作から大幅にアレンジされ、BJも普段は平服姿で顔の傷も消されている画廊を経営する実業家・坂東次郎を名乗り、必要なときのみマントを羽織った無免許医師の正体を明かすという設定となっている。また、ピノコ以外に助手たちを何人も持つなどアレンジされているが、物語そのものは原作のエピソードが比較的忠実に映像化されている。
「奇妙な関係」では、毎回BJの正体を暴こうと登場する倉持警部との関係を原作の1エピソードに織り込む形で決着づけ、事実上の最終回としてまとめあげた。