【有馬記念】〝元天才ジョッキー〟田原成貴と〝極道記者〟塩崎利雄が語る「暮れの大一番」《スペシャル対談》
２０２２年の総決算・有馬記念（２５日＝中山芝内２５００メートル）を前に、元天才ジョッキー田原成貴（６３）と“極道記者”の異名を取る競馬評論家・塩崎利雄（７８）が緊急対談を行った。昭和の競馬界を駆け抜け、現在は物書きとして唯一無二の感覚を表現する両者が交わす「言霊」はまさしく遺産だ。２人の男にとって有馬記念とは何なのか。その問いに対する答えは見事に一致。有馬とは文学だ――。後世に残さなければならない「言葉の記録」をご覧あれ。
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▼プロフィール
たばら・せいき １９５９年１月１５日、島根県生まれ。７８年に谷八郎厩舎所属騎手としてデビュー。同年２８勝で関西新人賞、翌７９年に６４勝を挙げて関西リーディングジョッキーに輝き天才騎手と呼ばれる。９３年１２月の有馬記念でトウカイテイオー騎乗で優勝。ＧＩ通算１５勝。９８年２月に騎手引退、調教師に転身。現在は東スポ所属競馬評論家として活躍中。
しおざき・としお １９４４年５月２９日、東京都生まれ。６５年に東スポへ入社し、競馬記者となる。８２年に退社し、その後は競馬専門紙などで活躍。現在は競馬評論家としてリアルタイム小説「止まり木ブルース」などを連載中。その型破りな生き方から極道記者との異名を取り、自ら執筆した同名の自伝的小説が映画化された。主な著書は極道記者シリーズなど。
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