「地球存亡をかけた戦い」 地方競馬で注目のレース
8月、兵庫県の園田競馬場で行われた第4レース。
このレースがなぜ注目されたのかというと。
実況「5番のチキウボウエイグン、きょうは中団です。そのあと7番のウチュウセン」
チキウボウエイグン、ウチュウセンカン。
地球防衛軍、宇宙戦艦。
そう、まるでSFアニメのような出走馬たち。
ネット上では「宇宙戦艦ヤマト対地球防衛軍の同門対決!」「地球の存亡をかけた戦い」との言葉が飛び交った。
そんな壮絶なレースは終盤に激しさを増す。
実況「1番のオウケンラブキセキ、リードがなくなってきまして、3番のシゲルジルコン接近、外から一気に5番チキウボウエイグンが襲いかかってくる! そのあとからは8番のハートハーツ4番手、あとは並ぶ。ウチュウセンカンも上昇開始! まもなく4コーナーから直線です。前が固まってきました。外から5番のチキウボウエイグン、一番外から7番のウチュウセンカン飛んできた! 内は3番シゲルジルコンも粘っている。内からは8番のハートハーツ。前からは4頭横に広がったが、外からのウチュウセンカン! 7番のウチュウセンカン。捉えきってゴールイン!」
チキウボウエイグン、敗れる。
それでも人類はきょうも地球で暮らすことができている。
FNNプライムオンライン