2022年 天皇賞(春)(GⅠ) | タイトルホルダー | JRA公式

  • 2022.11.08
  • JRA
2022年 天皇賞(春)(GⅠ) | タイトルホルダー | JRA公式

2022年 天皇賞(春)(GⅠ) | タイトルホルダー | JRA公式

【レース概要】
2022年5月1日(日曜)2回阪神12日 発走時刻:15時40分
天候 晴
芝 稍重
11レース
第165回 天皇賞(春)(GⅠ)
3,200メートル(芝・右 外→内)

【レース成績(着順 / 馬番 / 馬名 / 騎手)】
1着 16番 タイトルホルダー / 横山 和生
2着 18番 ディープボンド / 和田 竜二
3着 7番 テーオーロイヤル / 菱田 裕二
4着 9番 ヒートオンビート / 池添 謙一
5着 1番 アイアンバローズ / 石橋 脩
6着 11番 マイネルファンロン / 松岡 正海
7着 13番 ロバートソンキー / 伊藤 工真
8着 14番 ヴァルコス / 三浦 皇成
9着 6番 メロディーレーン / 岩田 望来
10着 10番 トーセンカンビーナ / 藤岡 康太
11着 5番 マカオンドール / 松山 弘平
12着 3番 ディバインフォース / 田辺 裕信
13着 4番 ユーキャンスマイル / 藤岡 佑介
14着 8番 クレッシェンドラヴ / 内田 博幸
15着 12番 ハヤヤッコ / 武 豊
16着 2番 ハーツイストワール / C.ルメール
17着 15番 タガノディアマンテ / 幸 英明
中止 17番 シルヴァーソニック / 川田 将雅

【レース成績詳細はこちら】

【レース解説】
圧巻の逃げ切りでタイトルホルダー(牡4・栗田 徹)が盾獲りを果たす!

スタミナ自慢たちが顔をそろえた天皇賞(春)(GI)、小細工なし、堂々の逃げ切り勝ちを決めたのが、日経賞1着をステップに臨む昨年の菊花賞馬タイトルホルダー。メンバー中唯一のGⅠウィナーである。
鞍上の横山和生騎手は、「返し馬で雰囲気の良さを感じた。折り合いの不安もない馬。しっかり出していこう」と、スタートしてすぐにタイトルホルダーを先頭へと導く。
向こう正面に差し掛かるあたりでは、「息を入れたいタイミングを、馬が自分でわかっているかのよう」という横山騎手の言葉通り、ややペースを落として2番手以下を引きつけたタイトルホルダー。そこで力をためて、3コーナー過ぎにはふたたびペースアップ、誰にも先頭を譲らないまま直線へ向かうこととなる。
そこからは圧巻のラストスパート。追いすがるテーオーロイヤルを突き放すと、さらに差を広げていく。最後は、さすがの底力で2着まで押し上げてきたディープボンドに7馬身の差をつけて、タイトルホルダーは完勝のゴールを飾ったのだった。

【歴史】
■天皇賞(春)
天皇賞(春)は、京都競馬場・芝3200メートルを舞台に古馬最高の栄誉を懸けて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走である。

■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した「エンペラーズカップ」が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」として行われるようになった。

■第1回
1936年(昭和11年)に「日本競馬会」が設立されて、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が「日本競馬会」に統合されたのを機に、「帝室御賞典競走」は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催される現在のスタイルとなり、同年の秋のレースが第1回の天皇賞とみなされている(東京競馬場・芝2600メートルで開催)。その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700メートルで、3歳以上の馬によって争われ、第3回の同年秋からは、「4歳以上、芝3200メートル」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で行われた1944年(昭和19年)春まで「帝室御賞典競走」の名称で行われていた。

■戦争による中断と再開
1944年(昭和19年)秋から戦争の影響で中断されたが、戦後の1947年(昭和22年)春に「平和賞」の名前で復活したのち、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都競馬場、秋は東京競馬場で開催されることになった。

■競走条件の変遷
1981年(昭和56年)春に“勝抜制”が廃止されて、過去の優勝馬にも出走権が与えられるようになった。これまで、タマモクロス(1988年春・秋)、スーパークリーク(1989年秋、1990年春)をはじめ12頭が2回以上天皇賞を優勝している。

長年、「4歳以上、芝3200メートル」という条件で行われていた天皇賞であるが、1984年(昭和59年)の競馬番組の変革により、秋は距離を芝2000メートルに短縮し、さらに1987年(昭和62年)から秋の天皇賞には3歳馬が出走できるように条件が変更された。これにより、春は4歳以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は3歳以上の中距離ナンバー1決定戦と、その性格が明確に分けられた。なお、2021年に続き本年も京都競馬場整備工事による開催日程の変更により阪神競馬場で行われる。

【Race overview】
Sunday, 1 May 2022 HANSHIN
TENNO SHO (SPRING) (G1)
3200m, Turf
Winner / Titleholder

【More English results are below】

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